子育て備忘録その1 妊娠から出産まで

2022/01/12

発達障害児育児

t f B! P L
この記事は、noteからそのまま引っ張ってきたものです。
2020年8月25日に公開したものになりますので、年齢などは当時のものになります。





この春、娘が5歳になりました。

長かったような、短かったような、よくわからないそんな気持ちです。
5年も前となると、もうずいぶん忘れてきているのですが、それを多少なりと残しておきたい気持ちになったので、ここに書いておこうと思います。

前提ですが、娘は発達障害(自閉スペクトラム症、ASD)です。
特有の苦労があったのかもしれないし、なかったのかもしれない(比較対象がないのでよくわからない)。
似たような問題で悩む人の助けになればいいなと思う一方、やはり個人差の大きいことなのであまり役に立つとは思えなかったり。
それでも自分の記憶の整理のためにも、書き出す場所が欲しかったので全部ぶちまけることにします。
ですが下の見出しにある通り、今回は妊娠期のことなんでASD全く関係ないです。
どちらかというと、妊娠したらこうなるのか!っていう、事前知識ほぼゼロで妊娠出産したレポです。

妊娠期

なんかだるい、気持ち悪いかも、そういえば生理しばらく来てないな?で気が付いたんだったはず。記録をつけておらず、前回の生理がいつだったかはっきりしないことで医師に呆れられる始末でした。みんな記録つけてるもん?そっか……。
私はつわりはかなり軽いほうだったのでは、と思います。嘔吐したのも2回だけ。
ただ、いわゆる食べつわりというやつでした。口に何もないと気持ち悪さが増すので、常に何か食べてた気がします。
FF14では2.4?ちょうど真成編真っただ中でした。この頃は固定を組んでいたのですが、机のすみっこにグミを常備してずっともぐもぐしながら攻略していました。

つわりの時普段あまり食べなかったり好まなかったりするものを猛烈に食べたくなることがよくあるそうです。
そして後々それが子の好物だったと判明する……なんて話を聞いたことがあります。
私の場合はトマトでした。元々あまり好きではなかったのですが、つわりの時期はめちゃくちゃ食べてました。生で、スライスしたのをドレッシングかけて、1個丸ごとぺろりと。
さて、子どもの好物になったかというと……彼女はめちゃくちゃ激しい偏食の持ち主なのですが、なんとトマトは数少ない食べれる野菜です。
といっても生ではダメ。煮たりソースになってたりすると食べれる。だから結局真偽は怪しいところ。

多分これから何回も書くと思うのですが、私には妊娠・出産についての事前知識があまりにもなかったんですよ。20代前半だったこと、子どもがいる人がまわりに誰もいなかったこと、差し引いたとしてもまあ無知だったなあと思います。
それが良い方にも悪い方にも作用していて、この時期悪い方に影響があった事例がひとつ。
お腹が張るということがよくわからなかった、です。
まあ当然初めての体験なわけで、言い訳の余地はありますが。
病院なんかでも、お腹が張るようなら休むんだよ、とかよく言われましたが、それってどういう状態?とわからないまま。
後から振り返ってあれだったのかな?と思ったりもしたのですが、どうにも境目があいまいで、こういうものなのだろうと勝手に納得してました。
具体的にはお散歩とか頑張ってたんですよね。安産のためにいいとかなんとか聞いて。
つわりも軽かったし、普通に家事もしてたし、おでかけも行ってました。

結果、28週で子宮頚管2.1cm、切迫早産。入院はなんとか免れましたが、絶対安静と言われたときの衝撃……。
そもそも切迫早産というものを理解してなかったです。話を聞いて、どうやら大ごとらしい、と。
固定も抜けて(消化もだいぶ終わってた時期だったからよかった)、薬を飲んで、ひたすら寝ている毎日。
この薬がまたしんどくて、飲んだら心臓がドクドクするし、お腹もめっちゃ張るし(この頃ようやく張りを理解した)、つらかった。
夫の理解があってよかった、本当に。家事完全に任せて全く問題なかったし、スマホいじってたら寝なさいと怒られるぐらいで本当に助かりました。
横になってないといけないけどゲームはしたいからってんで色々もがいてみたり。この頃はまだノートPCで14起動してたのですが、画面を90度傾けて寝ながら画面見つつコントローラで簡単なチャットとエモでコミュニケーション取りながらマクロ製作をする、なんてやってました。ごめんなさい。でも多分そのおかげでつらさがかなり軽減されてたと思う。

32週で実家に帰省。分娩予約をした個人院にかかる。
そういえば知ってます?妊娠がわかったらすぐ!すぐに分娩の予約取らないといけないんですよ。予約で埋まってしまうとか。田舎なのに。むしろ田舎だから数が少ないのかな。私結構ぎりぎりだったみたいで。危なかった。
電話口で身長を聞かれたのがとても印象に残ってます。個人院だからリスクのある妊婦は受け入れられないそうで。そういえばいっとき逆子で、心配だったんですが何もせずとも戻って一安心なんてこともありました。
薬を頑張って飲んでたおかげか、子宮頸管長もなぜか伸びてて(?)、このまま安静を続ければ大丈夫でしょうと言われ、胸をなでおろして実家にお世話になりずっと寝てる生活をしてました。

無事37週になり安静解除。ここでようやく、地元の友達に久々に会いに行ったりできて本当に嬉しかった。そして時間がないので急いで西松屋で必要物を買いあさる。

出産

39週にて出産。陣痛から6時間。初産のわりにかなりスピード出産だったみたいです。
おかげで夫の立ち合い間に合いませんでした。夜中だったし。
間違いなく人生で一番痛かったですね。壮絶でした。痛みで絶叫なんて他でしたことない。
鼻からスイカほどではないけど、小玉スイカくらいかな、と思った記憶。
まあもうどんな痛みだったかは思い出せないんですけど。
でももう二度とやりたくないなと印象付いたくらいには。何人も出産してる人本当にすごすぎるって思います。

出産レポはいいや。血迷って無痛分娩ってできますか?って聞いたくらいしかネタはないので……。
そういえば、妊娠前から比べて体重13kg増えたんですよ。13kg。やばくないですか。尿糖も結構出てたみたいで何度か再検査したりしました。
特に暴食したつもりはないんですけどね。甘いものは好きなんで……それかなぁ……。まあ、安静にしてないといけなかったし。
でも妊娠糖尿病の危機だったんですよね、たぶん。良かった。たまたまなんですけどね。
ちなみに戻ったのは9kgだけです!あれ?それ以上は聞いてはいけない。

ずいぶん長くなってしまった。
前提として娘の発達障害があると書きましたが、当然この頃にはそんなこと露程も思わず。出生前検査もしていません。まあ発達障害は出産前にわかる類のものではないですが。
さて、今回はここまで。続きはまたそのうち。

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