敵のAOE表示がFF14に似てる!と話題になったスクエニ新作ハーヴェステラにめちゃくちゃハマりました。

2023/03/20

ハーヴェステラ

t f B! P L
スクエニ発の、新作生活シミュレーションRPG、ハーヴェステラ。
情報が出た時からずっと楽しみにしておりました!
買って遊んでみたら思いの外結構がっつりハマってしまいまして、本編2周して図鑑を埋めたりしてクリア後も楽しんでいます。
この記事を書き始めてからもう3ヶ月くらい経っちゃったけど、せっかくだからアップしておきます。
というわけで、ハーヴェステラの魅力、感想をポイントに分けて記録していこうと思います。

このトップ絵が進行度合いによって色合いなどが変わっていくのがとてもエモくてよかった。


キャラクタークリエイト


主人公は2タイプから選択可能とありますが、衣装と髪型、体格が少し違うのかな……くらいで割と似てるので、正直そんなにたくさん選択できる訳ではないです。
色を変えられるのが肌、髪、目くらいで、キャラクリの幅は結構狭め。
注目ポイントは、性別選択時に男、女、ニュートラルという3つの選択肢があったこと。
これスクエニにしては画期的なんじゃないですか?
あまり他ゲーたくさんやってないのであれですが、こういうのは日本では任天堂が一歩先に行っていて、スクエニは割と遅れている印象だったので……。
まぁ、ニュートラルっていうのもちょっと違うような気もしますが。
男女他どれを選んでも結局見た目は女性寄りな2パターンのキャラクターしかないので、あまり変化はないような気がします。
私は1周目は上の段のタイプで始めたのですが、結構身長が高いのかな。男性NPCより高かったり。あと体格も良くてすごいがっしりした歩き方をする。最初は歩き方だったりモーションがすごいがさつに見えて違和感がすごかったのですが、しばらくしたら慣れました。
他の女性NPCと比べたら随分男性っぽい動きをするので、もしかしたらタイプ1はいわゆる男性主人公の方だったのかな……と思います。見た目がかわいいから全くそうだとは思ってなくて、1周目クリアしてから他の人の感想やらまとめやら見てようやく気付きました、タイプ1て男性主人公ってことだったん??って。
2周目はタイプ2の方でやってみましたが、やっぱりこっちが女の子ってことで作ってあるんだろうなと思いました。体格とか立ち方走り方とか。まあ、大ぶりなモーションは普通にあるんですけどね。

ちなみに物語内で自分の性別について触れられる部分ってほぼほぼなかったかな?こちらの受け取り方が少し変わる程度。見知らぬ女の子と一つ屋根の下かぁ……みたいな。
サブクエでNPCに求婚(?)されたりするけど、自分の性別関係なさそうでした。

ストーリー


季節の変わり目に、死季と呼ばれる全ての生命を脅かす光の塵が舞う世界。
4つの季節を司る、シーズライトという巨大な結晶体の謎を、未来から来たという女の子とともに解き明かしていく……そんな物語。
4つの街とシーズライトをめぐって、仲間を増やして一緒にボスを倒して、これでひと段落かな……と思いきや、まだまだ新しいワールドマップが!!
思った以上にしっかりと世界の設定がきっちりとあるRPGでした。後半は結構SFも。
暁月を通ってきたヒカセンたちには結構刺さりそうな感じ。あんまり期待してなかった部分がめちゃくちゃしっかりしてて、驚きでした。
えっっ!?ってなることが何度もあって、1周目はもう物語の先が気になって気になって、農作そっちのけでお話をガンガン進めてしまうくらいワクワクしっぱなしでした。
ちなみにストーリーに時間制限などはないので、途中でしばらく止めて農作業に勤しむのも自由。

生活要素


物語序盤で、いきなり庭付き一戸建てを貸してもらいます。庭は手入れしてなかったから荒れてるけど、好きに使っていいよ!ってやつです。わーい。
ハンマーで邪魔な岩を壊して、土地を耕して、種を植えて水をやり、数日すればファンタジーなかわいい作物が実るので収穫!
水やりし忘れても成長しないだけで、枯れたりはしないのがとても嬉しい。
物語を進めると、畑だけじゃなくて水耕栽培や乾燥地での栽培なんかもできて、色んな作物が育てられます。
収穫した作物は販売してお金にするもよし、そのまま食べても体力とスタミナ回復に使えるけど、ドリンクに加工したり料理にすればさらに効果もアップ。
料理やドリンクはそのまま戦闘の回復アイテムになります。この世界ではポーションなんて存在しません。腹が減っては戦はできぬのです。ダンジョンのど真ん中でご飯をしっかり食べて、ボスと戦ってHPが減れば特製野菜ジュースを飲んで体力の回復、そんな世界です。

毎朝起きたら6時からスタートして、夜の10時になると眠くなってきてステータスが下がり、0時を過ぎて真夜中になっても活動を続けているとぶっ倒れてしまうので、それまでにおうちに帰って寝ましょうって感じ。1日の間に何をしようかなって考えるのが楽しいです。
季節と季節の間に1日だけ死季があり、死季が来ると作物は全て枯れてしまいます。
なので、死季が近づいたら新しく種を蒔くのを控えたりとストーリーともしっかり噛み合ってる死季のシステムが、かなり好みでした。

グラフィック


とても綺麗な世界を旅することができます。
4つの季節を司るシーズライトと、4つの街。風景も住宅も各町に特色があって、見て回るだけでも面白いです。


そして、このゲームイチオシなのが、お料理の絵!
これがもう素敵すぎて、このゲームを買う!と決めた動機の半分くらいがこのお料理です。
公式ツイッターで色々紹介しているので、ぜひ見てみてください。

キャラクターグラフィック

イラストはすごいかわいらしくて、雰囲気も良くてとても好きです。
ただ、3Dに関してはちょっと色々物申したいかな……。
女性キャラの体型がやたら腰がでかいのがめっちゃ気になっちゃってw
イスティナさんとか、ジョブがあれだからその装束ってのはわかるし綺麗だけど、孤児院で子どもたちと暮らしてるっぽい衣装ではないよなぁ、とか。単に衣装として見る分にはかわいいんだけど、設定の説得力がね……。前衛なのにピンヒール履いてる人たくさんいるのも気になるw


そしてさらに気になったのが女の子の立ち姿。このゲームやたら子どもNPCがたくさん出てくるんですが、女の子はみーんなこのポーズの立ち姿なんですよ。大人はまだしも、子供の立ち方なんてそこに男女差つける必要あったかなぁ?って。
せっかくキャラクリ部分でニュートラルを意識しているのに、こういうところに古いジェンダー観出ちゃってるなってのは少し残念に思いましたね。

あとは、キャラクターの表情が3Dの方ではずっと無表情で一切変化がないので、イラストの方で補完はできるものの、ちょっと味気ないところはあるかも。
でもその制限の中でもできる表現を模索したんだろうなっていう演出もしっかりありました。彼女を救うシーンではちょっとうるっときたりも。

サブクエストなど

パーティーメンバーになるキャラクターのクエストをクリアすると好感度が上がって、ステータスが上がったり必殺技が打てるようになったり。
それ以外にも街のNPCからおつかいクエストを受注して、報酬にお金をもらったり畑に植える種や料理のレシピをもらったり。
このゲーム、敵からお金の直接ドロップはなく、基本的なお金稼ぎは育てた作物を売ることなので、お金結構貴重。序盤はかなりカツカツなので、クエスト報酬が結構だいじ。
メインクエストもだけど、時間制限が一切ないのがすごくいい。
受けるだけ受けておいて、後からまとめてやっても問題なし。
ただ、サブクエのストーリーは割とワンパターンな感じが多かったです。
記憶喪失一体何人おるんやねんみたいなw
恋人や家族愛で最終的には綺麗にまとまって一件落着なお話ばかりだったのがちょっとつまんなかったです。
逆に魔族関連のサブクエはとても興味深くておもしろかったです。世界観の補完的な面も多くありましたからね。帰りたいロボの話とか、ああ……ってなっちゃいました。

バトル


戦闘は至ってシンプル。敵のオートアタックは回避不可能で、14プレイヤーにはお馴染みAOE(攻撃範囲表示)のみ避けられる。回避や防御などのコマンドはないので、移動しながらスキルを撃って、スキルリキャストの間は通常攻撃をするってだけのかなりシンプル設計。
だけど戦闘中にジョブが変えられるので、敵の弱点に合わせてジョブを変えたり、スキルを撃ち切ったら別のジョブでスキルを撃ちながらリキャストを待つとか意外と戦略っぽいこともできる。
回復アイテムのリキャストはなく、食事は食べるモーションがあるので少し時間がかかるけれど、ドリンク系は連打できるのでHPさえ足りればアイテム用意でどうにかできる難易度。逆に言うと手持ちアイテムが切れると割とどうしようもないので事前の準備がかなり重要。
アクション要素はかなり少なめになってるので、難易度設定とかはできないけれど、バトル苦手さんもちゃんとクリアできるはず。

BGM

生活もバトルも人によって好き嫌いがありそうだなと思いますが、このゲームで一番誰からも高評価を得られるだろうと感じたのが音楽。すっごい好き。
のどかさの中にさりげない物悲しさがあったりして、とても雰囲気のあるいいBGMばかりです。本当に文句なしでどの曲も好きです。
メインコンポーザーは椎名豪さん。誰かと思ったらテイルズオブレジェンディアの方ですよ!
レジェンディアの曲大好きです。本編やったことないのであまり大声で言うのもアレなんですけどレディアントマイソロジーとかザレイズとかのおかげでよく知ってます。
ネメアの曲が昼も夜もすごい好き。エモちゃんの歌とかもすごい。
そしてメインタイトルの曲のアレンジが各所に出てくる感じ。14でもいつも思うけど、メインテーマのアレンジは激アツです。それだけでブチ上がります。とてもエモい。
ネトゲ以外のゲームで初めてサントラ欲しくなっちゃった。それくらい好きです。

パートナーシップ

このゲームにはいわゆる結婚システムはありませんが、クリア後に1人だけパートナーを決めることができます。
性別関係なしで、キャラクターストーリークエストを最後までクリアしたキャラの中から選べます。
といっても、そのキャラが家に引っ越してきてくれて、「行ってらっしゃい」「おかえり」を言ってくれるようになる程度のことですが、とても優しくて私にはちょうどよかったです。
結婚して子供ができてみたいなシステムが嫌でルーンファクトリーや牧場物語など、ずっと気になってたけど購入の決心ができなかった人間なので……。
ちなみにアリアにしました。家出ていかれたのが結構ショックだったので、戻っておいで!って気持ちで。
軽めのシステムだとは言いましたが、指輪を渡すイベントでの反応は結構ガチな感じでしたよ。推しができた人は是非是非。したくない人はしなくても全く影響なし。

まとめ

ガチなRPGに、がっつり農業がくっついた新作!って感じです。
もっと生活シミュ寄りを想像してたので、めっちゃしっかりしたストーリーがあってびっくりしました。
スクエニっぽい世界観を楽しみながら、農作業したり、家畜を飼って卵やミルクを得たり、実った野菜やフルーツを加工して売ったり、お料理して食べたり、迷宮に挑んでボスを倒したり、そんなゲームです。
自分のやりたいことを、やりたい順番で自由に遊べます。
ものっすごく自分好みのゲームでした。久々にめちゃくちゃハマっちゃって、いっとき14の優先度が落ちちゃったくらい。
ヒットしたら2が出てくれるかな?と思うけど、ストーリー的に難しいのかなぁとも思ったり。
でもちょっと期待してます。すっごい楽しかったから、さらにボリュームアップした続編が出ることを願ってます!!
でも次出すときは、イベントシーンのスキップ機能を絶対につけてください!それさえあれば
周回プレイが捗ってプレイ時間激伸び間違いなしなので!!
あなたも農作業しながら世界を救いませんか?


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書きたいことを好きなだけ書き残すための記録帳。
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