FF14には、錬金術師によって作られる薬品が数多く存在します。
しかし、その中でも自分自身で実際に使用したことがある薬品はごくわずかではないでしょうか。
現在のエンドコンテンツを遊ぶプレイヤーなら、高難易度バトルの攻略に必須な各種のドーピング薬(幻薬)は身近な物だと思います。
この劇毒薬も強化薬と並び、かつての零度攻略においてよく使用されていた薬品でした(しかし今ほど昔は強化薬を必須にしていなかったはず)。
毒薬の類いとして、他にも暗闇を付与する薬や、麻痺を付与する薬などがあります。
しかしRPGを嗜む皆様ならお察しの通り、多くのボスには暗闇や麻痺は効果がありません。
そんな中でレイドボスにも効果があったのが、この劇毒薬なのです。
使い方は簡単、敵をターゲットして使用するだけ。
使い方は簡単、敵をターゲットして使用するだけ。
パリンというガラスを割る音がして、敵に毒が付与されます。
それだけ?と思うかもしれないが、本当にそれだけです。
バーサクの副作用としてウェポンスキルが何も使えなくなる時間が発生していた戦士や、他のDotと一緒に劇毒薬の効果時間まで延長できた召喚士、攻撃が心もとないヒーラーなんかがよく使用していた記憶があります。
ですがこの毒はとても強力!必須級!というほどではなく、ジョブによっては薬使用の硬直のマイナスのほうが大きいということも。
ただ、新生編当時は今ほどDPSを極めるという観念も強くなく、大迷宮バハムートはノーマル難易度が存在しません(後に実装されたバハムート零式は、現在でいう絶に相当)。
そのため、メインクエストをクリアした流れで、多くのプレイヤーが続きのメインクエストという位置付けでそのままレイドに挑戦していました。
クロスワールド対応はまだ無く、パーティーは同じサーバー内でしか組めない、おまけにゲーム内パーティー募集がようやく実装された頃のことです。そもそものレイドの難易度が、今より少し低かったと考えてもらうといいかもしれません。
そんな中で、操作も火力も自信ないけどストーリーを見たいという層や、出来ることは全てやってクリアしたいという層に需要があったのがこの劇毒薬なのです。
消耗品なので金策としても人気で、多くの人が手にし、たくさん流通していました。
そして真成編から少し経ったパッチ2.55、皆さんの記憶に強烈に残っているであろう、戦勝祝賀会の事件が起こります。
ウルダハ女王毒殺の容疑をかけられたあの日。
テレジ・アデレジが工作するまでもなく、たくさんの人のアイテムポーチには、攻略で使った残りの劇毒薬が入っていたのでした。
これでは疑われても仕方ない・・・とかつてのレイドプレイヤーたちは思ったとか思ってないとか。
これでは疑われても仕方ない・・・とかつてのレイドプレイヤーたちは思ったとか思ってないとか。
だからって半年近く、3.0が来るまで嫌疑がかかった状態で待たされるのはツライ!というのはまた別のお話。
0 件のコメント:
コメントを投稿