忘れかけていることを残しておくための備忘録、その2です。
だいたい出産後~1歳くらいまでの記録です。
その1はこちら。
子育て備忘録その1 妊娠から出産まで
この記事は、noteからそのまま引っ張ってきたものです。
2020年8月25日に公開したものになりますので、年齢などは当時のものになります。
新生児期
考えてみれば当然のことなのですが、あんなに大変な出産を終えたと思ったら休む間もなく即育児開始なんですよ。
当たり前なんですけど、イマイチ自覚してなかったので愕然としましたよね。
本当にへろへろでした。
おまけに、当然のように裂けて縫ったお股が激痛。痛み止めもらったりしながらどうにか過ごす。ドーナツクッションが手放せない。トイレが怖い。尿がしみる。排便にいきむのが怖すぎる。悪露の色にびびる。産後用の超大型ナプキンが全面黄色になっちゃって。リンパの色らしいね、黄色。赤ちゃんはもうお腹にいないはずなのに、一向に大きなお腹がへこむ気配もなく、それどころかむくんで足が象みたいに…。
オムツの替え方捨て方、ミルクの作り方飲ませ方、赤ちゃんの抱っこの仕方…。何から何まで初めてでよく分からないことを、回らない頭でどうにか覚えてこなす…。不安だったはずなんだけどそれを自覚する暇もない感じでしたね。
そんなこんなで始まった、子育ての理想と現実。
まず母乳。出ない。出ません。三日目くらいにようやくほーんのちょびっと初乳っぽいものが。世の中には母乳至上主義で粉ミルク厳禁な産院もあるようですが、三日目まで出ないんじゃムリゲーすぎる。赤ちゃん死んじゃう。普通に初日から粉ミルクあげてました。
退院してからも何度か通院して、母乳飲ます前後の体重計ってどれくらい出てるかーって指導とかあるじゃないですか。あれめちゃくちゃ憂鬱でした。
だって出ないんだもん。20分格闘して何グラム?とかそんな。
出すほうも初心者なら飲むほうも初心者ですんで、下手なんですよね~。今ならどうにか笑い話にできる。けど当時はもう痛くて痛くて憂鬱で仕方なかった。1カ月もすれば量はまあまあ出るようにはなったけど(それでも足りないからずっと混合)、今度は切れと詰まりとで激痛。乳腺炎なりました。39度の熱がずーっと出たりして、量もたいしたことないのに痛くて痛くて、母乳と言えないような膿とか血とか飲ませていいのか!?って気が気じゃなくて(大丈夫は大丈夫だそうですが)7カ月くらいで諦めました。完ミに移行です。あげるのやめたら自然と出なくなって諸症状もおさまりました。ふしぎ。
もちろん止めるにあたって葛藤がなかった訳ではないですよ。せっかく少量でも出てるのに勿体ない、みたいなやつ。でもね、痛いのもしんどいのも私なんですよ!やめたことで確実にQOLあがったので後悔は全くしてないです。
さて、時間が前後するけど、産後1カ月間は実家でお世話になりました。
家事をぜーんぶお任せできるのほんとめちゃくちゃ助かりました。
1カ月健診終えて、家に帰るのに夫と新幹線に乗る際、居合わせた女の人がキャリーの中のわが子を見て、わーすごいちっちゃい!かわいい!って言ってたのを強烈に覚えてます。ちっちゃいよなー生後1カ月の赤ちゃんなんて見る機会ないよなーそりゃそう思うよなーってぼんやり見てました。
家に帰ると、ジョイントマットやミルク用のポットなど、赤ちゃんお迎え用に家がプチリニューアルしてありました。ありがとうありがとう。
たまたまなんですが、夫はこの時期病気による休職期間中でした。とはいえ動けないものではなかったので、実質的には育休で、何から何まで一緒に育児しました。
半年とかそれくらいだったかな。うちは夫婦仲かなり良好だと思うのですが、その理由のひとつに間違いなく、この時期の家事育児を完全に二人でやったことがあると思います。
オムツ替えもミルクも沐浴も寝かしつけも夜泣き対応も諸々の家事も二人でやりました。
両方の実家が遠方な上に、私自身の能力が低いのでワンオペなんて絶対に無理無理。
めちゃめちゃ助かりましたよ。助かった!ありがとう!という感謝があるのは事実だけど、まあ自分の子だもんね?当然だよね?とも内心思っています。
乳児期
初めての育児をするにあたって、私も最初の頃は育児書を読んだりしていました。でもわりとすぐに読むのやめたんですよね。
なぜかというと、何ヵ月頃に○○ができるようになる、のように書いてあることが当てはまらないことばかりだったんです。
首がすわるのですら5ヶ月、下ぎりぎり。
離乳食はなかなか進まない。
かと思えば歯が生えていくのはめちゃくちゃ早かったり。
育児書にあることで一喜一憂するのがしんどくなって、わりと早々に見るのをやめました。
まあこれは私の性格によるものも多いと思うので、見ない方がいいよ!という訳ではありませんので念のため。
どうしても他の子と比べてできてないことが気になりまくりでしたが、逆に聞いた話より良かったことがありまして。どうやらうちの子は寝付きがめちゃめちゃ良いらしいということがあります。
もちろん乳児のうちは、寝たと思ったらまた泣き出す…のループが大変でした。
しかし夜まとまって寝てくれるようになってからは、今日は寝ない…みたいなことがほぼなく、毎晩しっかり寝てくれる日々。
寝すぎて後頭部が絶壁になるという、別の心配をするレベルでよく寝る子でした。
これは今でもそう。寝かしつけで苦労した記憶が本当にないんですよ。
我が家はだいたい毎日9時には全員で寝てるのですが、なにかあって9時をすぎるともうかなりうとうとになるようで、自分で布団に行ってお気に入りの人形と枕で勝手に寝たりもします。
毎日お布団に入ってから10分以内には寝ている感じ。
乳児期も、抱っこひもでゆらゆらしてたらよく寝てくれたので、意外とゲームする時間があって精神的にも助かりました。
ちなみに寝起きもものすごくいい。まだ眠いよーって感じで布団に逃げられることはありますが、寝起き不機嫌で泣くということは全くなかったです。
とまあ、世のワンオペお母さん方に比べれば余裕のありそうな乳児期だったわけですが、実はこの頃のことをあんまり覚えていなくて。もっと言えばこの頃どころか2歳くらいまで本当にぼんやりとした記憶しかありません。
印象に残ったエピソードは覚えていますが、日々の生活をどう回していたかとか、どんな感じの成長具合だったかがさっぱりです。母子手帳の記録見返しながらこの記事書いているので、やっぱ書き残しておくことは大事ですね…記録するのかなりサボってたからもう分からなくなってることも多いけど…
必死すぎて覚えていないという、わりとよくあることのようです。なので、あの頃のちっちゃい娘ちゃんかわいかったよ~なんて言う夫にも、そうなんだ~しか返せないんですよね。2人目は母親も少し手の抜きどころを覚えてるから、存分に子どもを可愛がれるって言いますよね。まあ、うちは一人っ子確定なのでその日は永遠に来ませんが(笑)
そんな感じの、だいたい1歳くらいまでの思い出。次は入園までくらいで書きます。
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